不思議なもので、夢日記をつけるようになると、目が覚めた後も夢の内容を覚えていられるようになる。もしかすると、実は今までもだいたい毎日夢を見ていたんだけど、起きた直後に忘れてしまうから、夢を見ていないと認識していたのかもしれない。

今日は15メートルぐらいあるオーガと巨大なイノシシが村を侵略しようと大暴れしているところに、村の勇敢な犬が突進していって返り討ちにあうのをどうにも出来ずに眺めている、といった内容の夢でした。

目が覚めて鏡を見たら顔が穴だらけになっている、という夢を見た。もちろん人間の顔は、鼻とか口、目、耳あたりにはもともと穴が開いてるし、ミクロ的には毛穴とかもそうなんけど、そうではないほっぺたとか、普通、穴が開いてないところにもはっきり見える感じの穴が開いてボロボロになっていた。なんでこんなことになっているのかと思い出すと、誰かに不義理をしたせいで寝てる間にこうなったみたいな感じだった。完全にホラーっぽい夢だった。客観的にはゾンビになりかけだけどまだ意識あるみたいな状態だったと思う。

舞台は高校。学年は3年生ぐらい。体育教師がなんかセクハラっぽい演習をやろうとしてて、生徒側は内申書とかあるし仕方ないかーみたいに耐えて受け入れようとしている(いま気づいたが内申書があるのは中学だった)。一方で「こんなことやってられるか!」といって演習をボイコット生徒もいる。

高校のころ好きだった子もそのセクハラ演習をやらされそうになってて、高校のときは今より今より少しパンク風味だった自分は、この邪知暴虐な体育教師だけは除けねばならぬと思っていろいろ奔走する。話のクライマックスで、夢の中ではクラスメイトという設定のたいへん仕事のデキる同僚の冷静なツッコミ(なんだったか忘れた)を受けて、(あ、そうか...)となって、教室で振り上げたこぶしが完全に行き場を失ったところで目が覚めた。